果実
レモンの果実
レモンの果実
主に果汁を食用に利用する。非常に酸っぱく、pHは2を示す。果汁を絞ってジュースやレモネード、レモンスカッシュなどの清涼飲料水に加工したり、味に強みを持たせる目的で調理や製菓に使われる。果実のまま料理に添えて、食べる際に果汁を絞り、豚カツなどの揚げ物や生ガキにかけたりされる。最近の研究でレモン果汁中に食後の脂質代謝にかかわる成分が発見され、油ものに添えることの意義がはっきりしてきた。
薄く輪切りにした果実は、紅茶の風味付けにしたり(レモンティー)、切り込みを入れてグラスに縁に差し、コーラ等の炭酸飲料やカクテルの飾りにされる(ただしコカ・コーラ社のコカコーラレモンは無果汁である)。
ビタミンCを豊富に含んでいるのが特徴である。レモン何個分のビタミンC含有などと単位のように使われ、その場合「レモン1個分のビタミンC」とは20mgのことを指している。ただし、その含有量はユズやグレープフルーツよりも少ない。また清涼飲料水などに含まれるビタミンCはでん粉を発酵させて得たものがほとんどで、レモン果汁由来のものはそれほど多くない。レモンを紅茶に入れると色が薄くなるのは、ビタミンCの還元作用によるもので、食品の変色を防止する意味でレモン果汁が加えられる場合もある。
酸性を示すことと、還元作用のあるビタミンCを多く含むことから美白、美顔用の材料にも用いられることがあるが、効果は不明である。むしろ、皮膚炎を起こすリスクもある。
[編集] 皮
レモンピール:レモンの皮を砂糖で煮つけ、グラニュー糖をまぶしたものはレモンピールと呼ばれ、ケーキなどの洋菓子に使用される製菓材料となる。また、カクテルに風味をつけるため、すりおろしたレモンの皮を絞りかけることも同じくレモンピールと呼ばれる。また、輸入されたレモンには輸出時に発癌性のあるポストハーベスト農薬をかけられるので、食用する際は注意が必要である。
[編集] 葉
調味料として用いられることがある。広東料理の蛇スープでは定番の薬味となっている。